ヘッドコーチ 中村 壮一郎
かつて世界が経験したことのない、不透明感とボラティリティが増す社会において、
今まで正解だったことを無思考に追い続けることは、あまりにも無謀な行動だと思う。
真面目に勉強して良い大学に入って、良い成績をとって、大企業で安定した生活を送る。
いくら世間で「そういう時代は終わった」と言われたとしても、長きに亘り刷り込まれた価値観を捨てることは難しい。
そして、その変化に直面した時に初めて現実に気づく。しかし、その時はもう遅い。
努力をして良い大学に入ること、つまり、決められたことをやり遂げることは、全ての土台であり必要であることは間違いない。
もう基礎は出来ている。次は決められた道ではなく、自分で決めた道を、自分で考えて、自分で進もう。
「そんなの意味がない」、「東工大生に出来るわけない」。
外野の雑音は関係ない。言わせたい奴には言わせておけばいい。意味があるかないか、出来るか出来ない、そんなものはやって見ないと分からない。
不安があるから、リスクがあるから、挑戦する意味がある。戦う相手は大きい方が燃える。
やり遂げた人間だけが見える新しい世界、挑戦した人間だけが得られる新しい自分。
ここからは、やるかやらないか、それだけだ。今年はBIG8に上がろう。
ヘッドコーチ 中村 壮一郎